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私たちは今の人生の目的の真っただ中にいる [人生の目的]

何をしていいかわからないときに、
自分には目的と呼べるものがないと
落ち込んだことがあります。

まわりを見ると、何か1つのことに打ち込んで
一生懸命の人もいます。

情熱を持って、
熱心に仕事をしている人もいます。

そういう人を見ると余計に
自分はダメだと落ち込みました。


だけど、後からわかったことは、
落ち込むのは当たり前だということです。

なぜなら、人生の目的とは、
何か1つの目的があるのではなく、
そのときそのときによって
移り変わっていくものだからです。


●人生の目的は1つに決まっていない

自分に起こってくる出来事は
点であるという話をしました。

以前の記事
やりたいことがわからないのは正常の状態


いろいろな出来事は最初は点と点です。

それが何年も経って振り返ったときに、
あの出来事とあの出来事があったから
今の自分がいるというように
点と点がつながって線として感じられるようになるのです。


これは、人生の目的についても同じです。

今は目の前の出来事が人生の目的だとは思えない。

だけど、何年か経って振り返ったときに、
そのことがあったからこういう目的が持てたと
気づけるわけです。

つまり、私たちは、今、この瞬間も
人生の目的の真っただ中にいるということです。


今、この状態も、人生の目的には無関係ではなくて、
この状態そのものが、人生の目的という
大きなうねりの中の1つだということです。


したがって、人生の目的が見つからないと
嘆く心配はありません。

過去から今まで、ずっと人生の目的、
つまり、自分がどう進むべきかは
常に目の前に示され続けてきているのです。


目の前に起こっていることは意味があるという話もしました。

以前の記事
自分が何をしたいのかわからないとき


ということは、過去を丁寧にさかのぼって
見てみると、人生の目的の方向性がつかめます。

詳しいワークはブログでは難しいので、
講座で教えています。


大事なことは、人生の目的とは、
人生という大きなスパンで考えたときに
1つの大きな流れがあることであって、
1つ何か決まったものがあるわけではないということです。

例えば、恵まれない子のために学校を建てることが
人生の目的だと気づいたとしても、
それが死ぬまでずっとその目的かというと
そうではないですよね。

それは、あくまでその瞬間のものであって、
その瞬間瞬間が積み重なって、
結果的に人生という大きなスパンで、
成し遂げられることがあるということです。


そして、人生の目的に気づくとは、
自分が何をすべきか、その方向性に気づくということです。

今この瞬間も、流れの中にいますので、
目の前で起こっていることはまったく関係がないのではなく、
大きな流れの中の一側面が、
今、目の前に起こっているととらえることが大切です。

そうとらえることによって、
自分が進むべき方向が見えてくるのです。


今、目の前に起こっていることが
自分にどういう学びをもたらそうとしているのか、
丁寧に見てみることが非常に重要です。

人生の目的がないと決めつけるのではなく、
今も人生の目的の中にいるということを
意識するといいです。




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