オールマイティー美容師から学ぶ自分の軸を作る方法

家の近くに結婚式場みたいな
とんでもないエレガントな建物があるんですね。

美容院なんですけど、
そこに髪を切りに行ったんです。


まず、カタログを見ながら、
髪型を相談します。


「就活ですか？」

いやいや、それはない（笑）

パッと見、学生に見えたというのは、
ちょっと嬉しい。


それからじっくり確認しながら切って、
余裕で１時間以上かかりました。

それで、２千円。

安すぎでしょ。



普通の美容院だと倍以上するし、

元々そのおばちゃん、
銀座で働いていたらしく、
そこでは、１万円近くとるわけですよね。

それを２千円ですから。



話をきくと、この値段設定で、
ありとあらゆる人が来るらしいです。

おじいちゃん、おばあちゃんに、
主婦、サラリーマン、医者、教師、
社長、高校生、子どもなどなど。


面白いのは、１０分で切ってくれる
もっと安いコースもあって、
”５日に１回”来る人がいたり、

坊主1000円なんで、
月に４回来る高校生がいたり。

面白いですよね～。



本題に入ると、
そういうのも大事だなと思ったんです。

そういうのというのは、
ありとあらゆる人と関わって、

『その人たち全員の要望に応える』ということです。


ありとあらゆる人を相手にすると、
何でもできないといけないわけです。

そのおばちゃんは、
オールマイティーなんですよ。


男子高校生でも、ギャルでも、
コスプレイヤーでも、
どんな細かい要望にも応えるだけの
スキルを持ち合わせているわけです。

それはスゴイなと思って。



私が美容院をやるとしたら、
もっと客単価を上げて、
少ない顧客で高単価をねらうんですが、

それはあくまでビジネスのやり方であって、

自分を高めるためには、
ありとあらゆる要望に応える中で、

圧倒的なスキルを身につけることは
非常に大切だと思った次第です。



私自身も、

集客やマーケティングなどビジネス関係から、

パソコンやWEBサイトなどIT関係、

人間関係やコミュニケーション、

生き方や人生相談まで、

ありとあらゆることに応えられるように
やってきたなと思いました。


もちろん、まだまだ未熟ですから、
もっともっと勉強しないといけないわけですが、

自分自身の得意な軸となるもの、

”自分の武器”に関しては、

思いっきりスキルを高めることも大事ですね。


１つの確固たる軸を作ることで、
その他が生きてくると思います。

私自身は、元々教師ですから、
教育という軸があり、

それを土台に、
ビジネスやプライベートな悩みに答える中で、
何でも教えられるように軸が成長しています。


ありとあらゆる人の要望に応え、
自分の軸をしっかりと磨くことが
最初はすごく大切だと思いました。


PS.「伸ばしたい」と言ったら、
ホストっぽい髪型になりました（笑）

気に入ってますけどね。

タグ：要望 オールマイティー 軸 美容師

仕事にやる気が持てないときに考えるとよいこと

「なぜ、やる気が持てないのか？」
を考えてみました。

自分にあっていない。

面倒くさい。大変。

いろんな理由が出てきました。


そして、極めつけがこれです。


『魅力を感じない』


仕事に魅力を感じないのです。

興味、関心がないということです。


やる気とは、やる気持ちのこと。

気持ちがなければ、
動機がないので、行動もできません。


これは最初はある程度仕方がないと思います。

なぜなら、自分の天職と言えるような
心から打ちこめる仕事というのは、
すぐには見つからないからです。


●仕事には段階がある

例えば、最初は、アルバイトで入ったとして、
「言われた仕事」を繰り返す段階。

そして、地道な労働を繰り返す中で、
「自分で考えて行動する仕事」が
できるようになってきます。

アルバイトから正社員にステップアップです。

自分で考えることで、
何をすべきか、何がしたいのか、
見えてきます。


大事なことなのでもう一度言いますが、

「何をすべきか、何がしたいのか」

を考えていくことが大切です。


答えは自分の中にあっても、
考えていかなければ気づくことはできません。

そして、考えたことを行動に移す、
つまり、チャレンジしていかなければ、
やはり気づくことは難しいです。


なぜなら、自分がすべきことというのは、
他者への貢献ですから、

他者からフィードバックを得なければ、
気づくことは難しいからです。


●まとめ

やる気が出ないというのは、
魅力を感じていないから。

仕事には、言われたことをこなす
アルバイトの段階と、

自分で考えて行動する正社員の段階がある。


もちろん、これは比喩ですから、
アルバイトをやってから、正社員をやらないと
いけないということではありません。

段階があるということです。


仕事にやる気がないとか、
自分に向いていないとか、そういうのは、
短絡的な物の見方であるかもしれないこと。

今、目の前に与えられていることに
嫌でも全力で取り組んで、
初めて見えてくる段階があるという話です。


最初から天職を見つけようとしたり、
楽な道に行こうとしたりすると、
地に足がつかなくなります。

地に足がつくとは、段階をふんで、
成長していくことを言います。


段階をすっとばしては、
いつまでも地に足がつかず、

本当に”魅力”のある仕事に
出会えないこともあるでしょう。


やる気がないというのは１つのメッセージです。

もし、目の前の仕事にやる気を感じないとしたら、
”何か”をすっとばしていないか、

避けたり、逃げたりしていないか、
見直すと、自分に必要なことが見えてきます。



PS.人生はRPG

RPGだって、最初はわけわからず、
依頼された仕事を引き受けて、
地道に敵を倒し続けていたら、
いつの間にかに勇者になってますよね。

自分のレベルをコツコツ上げて、
あるレベルに達したときに
できることや、見える世界、行ける場所が増えます。

最初は地道に敵を倒し続ける段階が必要なのです。

タグ：仕事 やる気 魅力 天職